12/22 横須賀市都市計画審議会に参加。マスタープラン改定について、西地区について意見してきました。
先日、私が都市整備常任委員会の副委員長として参加している、都市計画審議会に出席してきました。
議案は、「横須賀市都市計画マスタープラン」の改定について。
もう一つは、農地である農業振興地域の市内2箇所を変更する議案でした。
特に「横須賀市都市計画マスタープラン」の改定については、今回の審議会の中で市内各地域ごとに拠点としたときに、その拠点の方向性を示した内容について説明がありました。
詳細はこちらをご覧ください。
▼横須賀市HP 都市計画マスタープランの改定について
https://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/4805/tokei/tosimasu/ttoshi.html
私からは、「西地域の方向性について」質問と確認をしてきました。
マスタープランの中には、長井地域と大楠地域に「リゾート的な環境がある」と記載されていました。その「リゾート」から想像できるイメージは、”リゾートマンション”や”リゾートホテル”などのまるでバブル期そのもの。それらの建物はバブル期に一気に建設され、景気が悪くなったとたんに廃墟となっている事例を私はこれまでいくつも見てきました。
いくら住民を増やしたいと言っても、そんなリゾートマンションなど西地区に建設してまで人口を増やしたいとは私は思いません。
西地区が持つ素晴らしい点は”自然環境が豊か”ということと、”農業・漁業がさかん”だということ。そういった文言をマスタープランにも掲載しているにもかかわらず、それをリゾートと表現することは私は理解できませんでした。
上記の内容の質問と確認をし、西地区としての意見を述べさせてもらいました。
この都市計画マスタープランは、行政にとって方向性を示す上で重要な計画であるけれど、そこに住民はどこまで参画できているのか、疑問に感じる部分もあります。
このマスタープランを策定していくベースは、行政がおこなっている事業ベースではなく、住民の方々が生活・活動していることを参考にしながら、行政としての計画という網かけをしていくものでなければいけません。
そういった現場サイドの動き、そして声を大切にしていきながら、10年先、20年先を見据えて議論していきます。